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4.信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び 自己資本比率規制 第3の柱 定性的開示事項 手続の概要 信用リスク削減手法として当金庫が扱う主要な担保には、預金積金があり、担保手続については「融資事務取扱規程」等により適切な事務取扱い並びに適正な評価・管理を行っております。 1.自己資本の調達手段の概要 一方、当金庫が扱う主要な保証には、政府保証と同様の信頼度を持つ信用保証協会、金融機関エクスポージャーとして適格格付機関が付与している格付により判定している一般社団法人しんきん保証基金等があります。 当金庫の自己資本は、出資金及び利益剰余金等により構成されております。 なお、当金庫の自己資本調達手段の概要は次のとおりです。 ・普通出資 また、お客様が期限の利益を失われた場合には、全ての与信取引の範囲において預金相殺等をする場合がありますが、当金庫が定める「融資取引説明マニュアル」等により適切な取り扱いに努めております。 ①発行主体:飯能信用金庫 ②コア資本に係る基礎項目の額に算入された額:1,685百万円 2.自己資本の充実度に関する評価方法の概要 なお、信用リスク削減手法の適用に伴う信用リスクの集中に関しては、特に業種やエクスポージャーの種類に偏ることなく分散されております。 当金庫は、これまで内部留保による資本の積み上げ等を行うことにより自己資本を充実させ、経営の健全性・安全性を十分保っていると評価しております。 5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに 将来の自己資本の充実策については、経営計画に基づいた業務推進を通じ、そこから得られる利益による資本の積み上げを第一義的な施策として考えております。 関するリスク管理の方針及び手続きの概要 派生商品取引及び長期決済期間取引については、該当ありません。 3.信用リスクに関する項目 (1)リスク管理の方針及び手続きの概要 6.証券化エクスポージャーに関する事項 (1)リスク管理の方針及び手続の概要 信用リスクとは、取引先の倒産や財務状況の悪化などにより、当金庫が損失を受けるリスクをいいます。当金庫では、信用リスクを当金庫が管理すべき最重要なリスクであるとの認識のうえ、「信用リスク管理規程」を制定し、信用リスクを確実に認識する管理態勢を構築しております。 当金庫は、証券化商品の投資にあたり、市場環境、当該商品及びその資産に係る市場の状況等、モニタリングに必要な各種情報が投資期間を通じて継続的または適時に入手可能であることを確認したうえで投資を行っております。 信用リスクの評価につきましては、当金庫では信用格付制度を導入するとともに、厳格な自己査定を実施しております。また、ポートフォリオ管理として、与信構造と集中リスク管理を行っております。 証券化商品のモニタリング体制については、「余裕資金運用規程」に基づき、適切な運用を行っております。 また、保有している証券化商品について、定期的に当該商品及び裏付資産に係る情報を収集し、必要に応じて常勤理事会に報告するなど、適切な管理に努めております。 信用リスク管理の状況については、信用リスク管理部会で協議した結果をリスク管理統括部会に報告し、必要に応じて常勤理事会に報告しております。 証券化エクスポージャーの信用リスク・アセットの額の算出に使用する方式の名称は、標準的手法を採用しております。 なお、当該取引にかかる会計処理については、日本公認会計士協会の「金融商品会計に関する実務指針」に従った適正な処理を行っております。 貸倒引当金は、「自己査定資産償却引当規程」に基づき算定するとともに、その結果については監査法人の監査を受けるなど、適正な計上に努めております。 (2)証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウエイの (2)リスク・ウエイトの判定に使用する適格格付機関 判定に使用する適格格付機関 リスク・ウエイトの判定に使用する適格格付期間は、以下の4つの機関を採用しております。なお、エクスポージャーの種類ごとに適格格付機関の使い分けは行っておりません。 リスク・ウエイトの判定に使用する適格格付機関は、以下の4つの機関を採用しております。 なお、エクスポージャーの種類ごとに適格格付機関の使い分けは行っておりません。 ・日本格付投資情報センター(R&I) ・日本格付研究所(JCR) ・日本格付投資情報センター(R&I) ・スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングス・サービシズ(S&P) ・日本格付研究所(JCR) ・スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングス・サービシズ(S&P) ・ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(MOODY‘S) 54

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