18. 貸借対照表に計上した固定資産のほか、自動車、原動機付自転車及び電子計算機の一部については、所有権移転外ファイナンス・リース契約により使用しております。 19. 貸出金のうち、破綻先債権額は306百万円、延滞債権額は22,740百万円であります。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。 20. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は65百万円であります。 なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。 21. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は1,866百万円であります。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。 22. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は、24,978百万円であります。 なお、19.から22.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。 23. 手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として処理しております。これにより受け入れた商業手形は、売却又は担保という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は、4,365百万円であります。 24. 担保提供している資産は、次のとおりであります。 担保に提供している資産 有価証券 担保資産に対応する債務 別段預金 上記のほか、為替決済、水道料金事務、SCB地域活性化ローン、しんきん長期固定金利ローンサポートの取引担保として、 預け金11,500百万円、その他資産3百万円を差し入れております。 また、その他の資産には、保証金30百万円及び敷金1百万円が含まれております。 25. 出資1口当たり(100円)の純資産額 5,684円56銭 26. 金融商品の状況に関する事項 (1)金融商品に対する取組方針 当金庫は、預金業務、融資業務及び市場運用業務などの金融業務を行っております。 このため、金利変動による不利な影響が生じないように、資産及び負債の総合的管理(ALM)をしております。 (2)金融商品の内容及びそのリスク 当金庫が保有する金融資産は、主として事業地区内のお客様に対する貸出金であり、顧客の債務不履行によってもたらされる信用リスク及び金利リスクに晒されております。 また、有価証券は、主に債券、投資信託及び株式であり、満期保有目的、純投資目的及び事業推進目的で保有しております。 これらは、それぞれ発行体の信用リスク、金利リスク及び価格変動リスクに晒されております。 外貨建有価証券については、それぞれ発行体の信用リスク、金利リスク、価格変動リスク及び為替リスク506百万円 367百万円 4
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